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August 29, 2007

中華航空事故、燃料漏れの原因が明らかに

20日に起きた中華航空機の炎上事故であるが、原因が分かってきた。どうも右翼エンジン付近の5番スラットを支えるアームの後端のボルトが外れそのボルトが燃料タンクの壁を突き破り、タンク内の燃料をに流出し、炎上につながったようである。

主翼後方にあるフラップと前方にあるスラットは離着陸時などの低速時に使われる。着陸後滑走路を離脱できる程度になると両方を収納し、駐機場に向かうのであるが、おそらくその時にボルトが燃料タンクを破ってしまったのだろう。おそらくその時から燃料漏れは始まったが(ちなみに燃料は「ケロシン」という名の灯油に近いもの)、まだ機体が動いていたので何とか引火は免れていたが、駐機場で停止してしまったため(通常手順ではあるが)燃料が滞留し引火してしまったのだろう。
また、航空・鉄道事故調査委員会の調査ではこのボルトを固定するための部品が無かったことも明らかになった。なお、そのことが製造時の問題なのか、あるいは整備ミスなのかはまだ分からない。

今後各国で同系列機(つまりB737-600以降)の緊急点検が行われるだろう。同系列機は日本でも日本航空グループとスカイマークエアラインズが800型を、全日空グループが700型と700ER型を導入しているが、古い機体でも05年末になってから導入と、「ド新品機」といっていいレベルで、日本で同系列機が導入されたのは遅かった。万一これらの機体でボルト脱落や部品紛失があるとすれば、製造時の問題の可能性が大きくなる。

投稿者 kokuitten : August 29, 2007 11:43 AM

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