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January 10, 2006

成田空港、4月にもILSをカテゴリーⅢBに更新へ

日経新聞10日付け夕刊によると、現在計器着陸装置ILSのカテゴリーⅢaで運用している成田空港では、早朝の濃霧などで同カテゴリーの滑走路上での視程(見通せる距離)が200m以上という規定を満たせず、羽田などの他の空港へダイバートする事態が時折発生する。例えば、2004年11月7日には28便がダイバートの憂き目にあったそうである。

そのため、より精度のカテゴリーⅢb(滑走路視程100m以上)にして、少しでもダイバートが減らせればとのことで、今年の4月にも更新される。

なお、このILSにはさらに精度のよい(というより最高精度の)カテゴリーⅢc(視界が全くゼロでも着陸可能)というものもあるが、それではできるのは着陸だけで、地上走行、離陸、また万一の事故のときの地上車両の走行などもまったくできないため実用化は不可能に近く、事実上このカテゴリーⅢbが最高性能となる。

なお、それだけ視界が悪いと着陸滑走も含めて自動操縦で着陸を行うことになるが、自動着陸を用いるには手動着陸時よりも厳しい横風や追い風の制限が科せられているため、結局着陸できずにダイバート(風が弱ければ自動着陸で降りられる、または視界がもう少し良ければ手動着陸で降りられるが・・・というパターン)してしまうケースもあるので、気をつけましょう。

投稿者 kokuitten : January 10, 2006 10:51 PM

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