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December 31, 2005

2005年12月の一般ニュース

・2005年ユーキャン新語・流行語大賞が発表された。年間大賞は、「小泉劇場」と「想定内(外)」であった。他には「刺客」「クールビズ」「フォー!」「ブログ」「ホビーマジック」「萌え~」など(1日)
・来年の米女子ゴルフツアーの出場権を賭けた最終予選会で宮里藍選手が17アンダー(レコード)と二位に12打差(これもレコード)をつけてトップ合格。諸味里しのぶ選手も2アンダーの9位で通過(合格は24人)(5日)
・成田空港の電機設備工事入札談合事件で予定価格を漏らしたとして公団元課長らを逮捕(5日)
・午前6時ごろJR紀勢線那智駅で、新宮行きの上り普通列車がオーバーランして側線に進入後脱線(7日)
・探査機「はやぶさ」が先月26日に実施した小惑星「イトカワ」の岩石採取実験で、金属弾が発射されていない可能性が高いことが判明(7日)
・東京都は青少年健全育成条例に基づく有害玩具に威力を強めたエアガンを指定する方針を固める(7日)
・IEA(国際エネルギー機関)の集計で国際線航空機から排出されたCO2の料が30年間で倍増していることが6日に判明(7日)
・東京都世田谷区の小田急線高架化事業に反対する沿線住民の提訴資格を巡る判決が最高裁大法廷であり、「直接被害を受ける恐れのある者は原告適格」という新判断を示す(7日)
・みずほ証券が同日に東証マザーズに新規上場したジェイコム株に対し、「1株を61万円以上で売り」という注文を出すところを誤って、「61万株を1円以上で」という売り注文を出してしまい、8日時点で損失270万円。即座に買戻し注文を出すものの、10万株以上が買い戻せず。なお、同社の発行済み株数は14500株(8日)
・日航のB767副操縦士の個人所有パソコンがウィルスに感染し、国内やグアムの空港の制限区域立入用暗証番号が漏れる。Winnyを使用していて、「キンタマウィルス」に感染か?(8日)
・皇太子妃雅子様が42歳の誕生日を迎える(9日)
・BSEによる米国・カナダ産牛肉の輸入禁止解除を決定(12日)
・イラク国民議会選挙が現地時間15日に行われる(16日)
・改正道交法の施行を06年6月1日からにすると閣議決定。今回の目玉は駐車違反取り締まりの民間委託の導入と、同違反即時摘発への変更(16日)
・JRAで本日の中山・阪神・中京の開催で、本来200円の入場料を無料とする。逆に25の中山競馬場(有馬記念開催日)は久しぶりに入場制限をかける(18日)
・1990年に発生した札幌市のOL殺害事件が発生から15年がたち、同日0時公訴時効が成立(19日)
・政府・与党が検討している「都市計画法改正案」で大型店の郊外出店を制限する方向を盛り込む。中心商店街の衰退・シャッター通り化を問題としたか?(21日)
・厚生労働省発表の人口動態統計(年間推計)によると、死亡数が出生数を約1万人上回り、戦時期などを除くと初の自然減となる(22日)
・内閣府の「外交に関する世論調査」によると、「中国に親しみ」は「感じる32.4%・感じない63.4%」、、「韓国に親しみ」は「感じる51.1%・感じない44.3%」となる(24日)
・仙台アーケード街で車が暴走、5人が跳ねられ7人負傷(25日)
・第50回有馬記念はルメール騎手のハーツクライが優勝。ディープインパクトは2着(25日)
・国勢調査の人口速報値でも日本の総人口が減少に転じたことが明らかになる(27日)

投稿者 kokuitten : 11:12 PM | コメント (0) | トラックバック

December 27, 2005

全日本空輸中興の祖、若狭得治氏死去

全日空常勤顧問の若狭得治氏が27日午前、91歳で死去した。

同士は運輸省(当時)事務次官を経て全日空に入社。「日航に追いつき追い越せ」と檄を飛ばし、「全日本空輸中興の祖」となった。

一方、田中角栄元首相らが逮捕された、「ロッキード事件」が76年に発覚、全日空ルートの贈賄側の中心人物とされ、有罪となった。

心よりご冥福をお祈りいたします。

投稿者 kokuitten : 09:08 PM | コメント (0) | トラックバック

December 26, 2005

秋田発新潟行き「いなほ14号」脱線転覆

再び鉄道ネタですが、空運・海運にもつながる話なので書かせていただきます。

山形県庄内町のJR羽越線砂越-北余目間で25日19治15分頃、秋田発新潟行き「いなほ14号」が脱線転覆、記事執筆時点では4人が死亡した。

現場から約6キロ離れた坂田氏では最大瞬間風速21.6メートルを記録。また山形地方気象台では暴風雪警報を発令していた。現場では風速が25メートル以上になると徐行運転規制がかかるが、事故当時は規制されていなかった。

ここで問題となるのは、風速と最大瞬間風速の違いである。風が一定の強さで同じ方向から吹いているのならいいが、風向きがころころ変わったり、あるいは風の強さが一定していなかったりとなると、事故が起こる危険性がある。

運転士は制限を守り現場付近に差し掛かったが、「異常を感じてブレーキをかけた」と話している。

鉄道の場合はたまたま通りかかった時に強い風が吹いたり、航空機の場合は離着陸中にこのような変化があると大変危険である。また上空でも風の向きが変わると揺れの原因となる。

自然が相手なので制御できないが、常にこの「風速と最大瞬間風速」の違いを認識しておく必要がある。

事故でなくなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

投稿者 kokuitten : 07:56 PM | コメント (0) | トラックバック

December 23, 2005

全日空、B737-700型機就航開始

国内大手2社とスカイマークエアラインズが発注していたB737次世代シリーズ(-600,-700,-800,-900)のトップを切って、福岡発中部行きの便を最初に、全日空のB737-700型機が路線就航した。

なお、同型機と他の同じくらいの大きさの機体との識別点は、主翼先端の大型のウイングレッド(ブレンデット・ウイングレット)が目印となる。

全日空は同機を国際線の「中部-台北線」にも運航するため、日本航空のB727(新潟-ハバロフスク)やDC-8以来、久しぶりの国内航空会社のナローボディー機による定期国際路線となる。

A320シリーズやB737次世代シリーズは、それまでのB737シリーズ(-500まで)やMD80シリーズまでと違い5000km程度の航続距離を持つことから(後者は3000km程度)、ミクロネシア・中国・ベトナム、あるいは西日本からならバンコク程度までの国際線にも十分就航できる。また同社は、同機をB777型機などと異なり、国内線用・国際線用と分けないようであるから、地方発国際線や、チャーター便等に活用することが期待される。

なお、以前当サイトで日本航空・全日空、「広め座席」提供サービスを強化として、ヨーロッパ内ビジネスクラスで使われる、「中央席を使わない設定」について言及したが、これはビジネスクラス(Club ANA)ではなく、上級エコノミーとして用いられるようですね。

投稿者 kokuitten : 11:39 PM | コメント (0) | トラックバック

進入・着陸時に「VNAV」を使う?

昔、「ハイテク機」と呼ばれていた機体(今はほとんどがハイテク機となっています)では、FMS(飛行管理システムを利用しています。巡航飛行中では横方向の「LNAV」と縦方向の「VNAV」を用いながら航行しています。

一方、進入着陸時ですが、すいている空港では「STAR(進入経路)」に従って進入するので問題ないのでしょうが、羽田空港など、レーダーベクター(レーダー画面を見ながらの誘導)をかけられる空港では、機種方位や高度、速度などを指定されます。そのようなときの自動操縦のモードはどのようにしているのでしょうが?疑問に思うところです。水平方向については、「HDG SEL」モードになるのは分かりますが、水平方向については、VNAVのままで行くか?あるいは自身の計算を元にV/Sモードなどのほかのモードを使うのか?各機長によって違うのかもしれません。

かといって、各機長がそれぞれの考え方で操縦していたのでは、同乗する副操縦士が困ってしまうでしょうし、審査で査察操縦士も採点に困るでしょう?

ふと疑問に思って、このエントリーを投稿しました。

なお、この投稿に関して、以下の書籍・雑誌・サイトを参考にさせていただきました。(順番は発売日順です)
・月刊エアライン1997年8月号、特集「旅客機を操縦する」(イカロス出版)
・「旅客機操縦マニュアル」(イカロス出版、月刊エアライン編集部、1998年1月)
・月刊エアライン1999年3月号、特集「旅客機でGo!-旅客機操縦の常識 オートマチックフライトを極める」(イカロス出版)
Flying DUCATIstの「フライト日誌」
・「査察機長」(新潮社、佐藤隆信、2005年7月)

投稿者 kokuitten : 08:15 AM | コメント (0) | トラックバック

「胴体着陸」と「不時着水」どちらが難しい?

かなり不謹慎な内容ですがご了承ください。

万が一の事態が発生した時には、場合によっては海上などに不時着水することもありえます。また、車輪関係に故障が発生した場合には胴体着陸となることもあります。ここでは胴体着陸と海上不時着水のどちらがより難しいか(あるいはどちらの方がやりやすいのか)比べてみたいと思います。

なお、条件を同じにするため、燃料はほぼ空(引火の可能性はほぼ無い)、車輪が出ない以外の機体のトラブルは無い、海上はべた凪である、という前提にします(荒れた海では答えが分かってしまうと思いますので)。

コメント・トラックバック大歓迎ですのでよろしくお願い申し上げます(特に本職の運航乗務員の方、よろしくお願いいたします)。

投稿者 kokuitten : 08:03 AM | コメント (0) | トラックバック

「管理人の疑問」カテゴリー新設

新たにカテゴリーを作りました。私が疑問に思っていることを公開する、「管理人の疑問」カテゴリーです。

ただし、私もマニアの一人なので、かなりマニアックな話題になることはご承知おきください。

投稿者 kokuitten : 08:00 AM | コメント (0) | トラックバック

寒波・大雪で中部国際空港など混乱

今冬は12月から寒波が襲いかかり、22日には新潟で65万戸以上が停電する大停電が起こったり、鹿児島では同日に同月の積雪量を88年ぶりに更新(これまでの積雪9センチに対して11センチ-22日9時現在)したりと暖冬傾向だった近年とは違う様相を呈している。

そのため、高知龍馬空港では凍結のためかと思われる日本航空機の脱輪や、中部国際空港では合計9時間閉鎖して同空港の国内線のほとんどが欠航、約300人が空港で一夜を明かすなど、混乱した。

まず、被害を受けた新潟県をはじめとする地域の方々にお見舞い申し上げます。

この問題ではは通常あまり雪が降らなかったり、また降っても積もるまでも行かない地域で除雪や凍結防止のための設備などを装備するかどうかが問題となる。積雪や凍結は航空機にとっても影響が非常に大きく、欠航の原因となる。ただ、年に何回かあるかないかという事態のために対応設備を完備するのか?あるいはそうなった時はやむをえないとするのか?難しい対応を強いられる。

投稿者 kokuitten : 05:32 AM | コメント (0) | トラックバック

December 21, 2005

日航機、エンジン取り付けミスに気付かず飛行

日航のB747型機がエンジン整備終了後にエンジンを取り付けた際、両端のエンジンを逆に取り付けたミスを見逃し、8ヶ月間そのまま飛行していたことが発覚した。なお、このミスによる機体や運航への影響はないとのことである。

この整備は海外の整備会社に委託していたとのことであるが、最終的に責任を持つのは日航本体であることは当然だろう。

どうも識別番号の確認が不十分であったため、ミスに気付かなかった模様である。なお、このミスにより、本来は着陸後にエンジンをリバース(逆噴射-着陸後の飛行機のエンジンカバーが割れるのはこれのためです)させた時、外側に向かって作動するのが通常であるが、逆側の客室側の方に作動することとなった。着陸滑走の方向性等の問題があれば運航乗務員からもレポートが上がってくるはずなので、運航への影響が無かったというのは事実と思われる。

どちらにしてもこのようなミスを期にマニュアルに追加され、ミス・インシデント・事故の目を一つ一つ潰していってほしいものである。

投稿者 kokuitten : 11:27 PM | コメント (0) | トラックバック

December 18, 2005

マイアミ空港で保安官が乗客を射殺

現地時間7日午後、コロンビア発マイアミ経由オーランド行きのアメリカン航空924便の乗客が手荷物の中に爆弾が入っているとほのめかし、保安官の指示を無視してカバンの中に手を伸ばしたため発砲され、死亡した。

9・11テロ以降、空港の警備や保安検査体制はかなり厳重である。誤解を与える言動・行動はせず、また持ち物などは不審がられるものは極力持たないことであろう。特に国際線では要注意である。例えば小学生がなわとびの縄を持っていても、日本の空港であれば体育の授業で使うのだろうなと判断してくれるだろうが、海外ではそうは行かない。完全に拘束具として扱うだろう。要注意である。

投稿者 kokuitten : 08:17 PM | コメント (0) | トラックバック

December 15, 2005

B777型機用のP&H社製エンジンに製造ミス

B777型機で、飛行中に異常振動によりエンジン停止をしなければならないトラブルが相次いでいたが、同型機のエンジンのうちP&H(プラットアンドホイットニー)社製のエンジンのタービンブレードが腐食して破損の恐れがあることが分かった。ブレードに施されていたメッキが塩分などと反応して腐食するとのこと。

同社エンジンを搭載したB777は国内の航空会社では、
・日本航空(国内線用B777-200、国内線用B777-300)
・全日空(国内・国際線用B777-200、B777-200ER、国内線用B777-300)
を所有している。

なお、
・日本航空(国際線用B777-200ER、B777-300ER)
・全日空(同B777-300ER)
は他社(GE)のエンジンである。

投稿者 kokuitten : 11:14 PM | コメント (0) | トラックバック

December 09, 2005

サウスウエスト機、オーバーランで空港を飛び出す。巻き添えで子供死亡

米シカゴのミッドウェー国際空港で8日夜、サウスウエスト航空のB737型機が着陸時、滑走路をオーバーランして境界のフェンスを破って車道に飛び出し、2台の車にぶつかった。

CNNテレビによると、車に乗っていた6歳の男児が死亡した。当時は激しい雪が降っており、視界も悪かった。

同空港の着陸誘導設備などに関してはよく知らないが、少なくとも路面状況は最悪ではなかったことだけは明らかであろう(最悪ランクの「Very Poor」では離着陸禁止となる)。

投稿者 kokuitten : 08:38 PM | コメント (0) | トラックバック

December 05, 2005

日航機防氷装置トラブル

羽田発出雲行き日航1667便(MD81型機)が鳥取県大山町上空で、防氷装置のトラブルを示す表示が出たため、大阪空港に目的地を変更して着陸した。温度計に不都合があることが分かった。

このように不都合や表示の原因は降りた後で判明することとなる。そこで上空では飛行継続に支障がないと判断すれば飛行を続行し、問題ありと判断すれば目的地を変更してでも安全に着陸することを選ぶこととなる。防氷装置の不都合では放置すると、舵が不都合を起こしたり、あるいは燃料が凍ってしまったりもする可能性があるので、やはり後者が適切であると考えられる。

投稿者 kokuitten : 08:10 PM | コメント (0) | トラックバック

December 01, 2005

スカイマーク機、エンジン故障で緊急着陸

16時50分頃、鹿児島発羽田行きスカイマーク306便(B767-300型機、乗客乗員90人)が、離陸直後に第二エンジン(右エンジン)に故障発生、同エンジンの側面外板に穴が空き、大量の破片が地上に落下した。操縦室の火災警報が作動、同機は同エンジンを停止して引き返し緊急着陸した。

新聞の写真を見たが見事にエンジンに穴が空いている。これがエンジン二機とも停止したり、破片が油圧パイプを傷つけたりすると重大なことになるが、ただエンジンが一発壊れただけだったため、エンジンを止めて着陸するだけで大事には至らなかった。ちなみにこの程度の路線であれば機体重量も軽いため、燃料投棄は必要ない。原因究明が待たれる。

投稿者 kokuitten : 08:28 PM | コメント (0) | トラックバック