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November 07, 2005
JR山手線など、架線トラブルでダイヤ乱れる
8時15分ごろ、東京駅の山手線の架線の一部がわずかに垂れ下がっているのが見つかった。JR東日本は復旧のため同線内回りで13時17分まで、約5時間にわたり運転を見合わせた。また復旧作業のため同線外回りや京浜東北線北行きも一時ストップ、並走する埼京線などにもダイヤの乱れが広がった。12時30分現在、計36本が運休、計80本に最大約4時間10分の遅れが生じ、16万人以上に影響した。
同社によると、東京―有楽町間で、架線を張るための約13枚の鉄製重り(計約500キロ)のうち大半が外れたのが原因。重りをぶら下げる直径2センチの鉄の棒が折れていた。同社社員が通勤中にたまたま異常を発見、電車の運行を管理する東京総合指令室に通報した。電気の供給を受ける車両の上部のパンタグラフが架線と接触して破損していないかも調べている。架線がたるむと送電が途切れるなどのトラブルが起こる可能性があるという。
鉄道の架線は気温などで伸び縮みするため固定することが出来ず、両端をおもりで引っ張り、常に一定の張力で調整していた。今回はそのおもりをつっている鉄棒が破断して落下、その結果架線が緩んでしまったようである。
ここで問題となるのは「フェイルセーフ」の考え方を持っていたかということである。この「フェイルセーフ」というのは、ある故障や不都合が発生したとしても、それだけで致命傷とはならず、必ず予備設備を用意しておいて事故を防止するということである。今回のケースではおもりをつるすための手段を複数とっていたかということである。つまり問題の鉄棒が破断したとしても、バックアップ用のほかの鉄棒やワイヤーなどが用意され、全てが破断しない限りは重大なトラブルにはならないようになっていたかという事が問題となる。ちなみに航空機の場合は、操縦士・エンジン・操舵装置(油圧やワイヤーなど)が複数用意されているのが通常である。もっとも油圧(人間で言うと神経に相当)を4系統用意したものの全てが同じところを通っていたために機体破断で全てが破壊されて操縦不能となってしまった85年の日航ジャンボ機墜落事故のようなケースもあります。
もしこのような考え方がなく鉄棒一つでおもりを吊るしていたとなると問題である。
投稿者 kokuitten : November 7, 2005 11:18 PM
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