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November 30, 2005
2005年11月の一般ニュース
・女子マラソンの野口みずき選手が所属する商品先物取引会社「グローバリー」の山田保弘社長と役員が顧客トラブル隠蔽や不正経理などの商品取引所法違反(虚偽報告)の疑いで逮捕(1日)
・東京証券取引所でシステムダウンが発生し、午前中の全取引が出来ず。処理能力増強のためのプログラム設定ミスが原因(1日)
・首都・阪神の料高速道路会社は現在定額制になっている首都高速道路と阪神高速道路を距離別料金にする通行料金体系の原案を発表。実現のためにはETC原則義務化という難題の克服が必要(1日)
・大学のイベントサークル「スーパーフリー」による集団暴行事件で準強姦罪に問われた元サークル代表の和田純一被告の上告審は2日までに上告を棄却する決定をし、懲役14年という一・二審判決が確定(2日)
・1日の東証に続き名古屋証券取引所でもシステム障害で午前中の取引が全面停止。データベースの一部にトラブルがあった模様(4日)
・原油開発で業界最大手の国際石油開発と三位の帝国石油が合併する方向で最終調整字kは来春の見通し(4日)
・滋賀県警捜査1課と大津署は大阪市岸和田市内でNHK記者を放火未遂容疑で逮捕(5日)
・将棋のプロ編入試験六番勝負で瀬川晶司氏が合格条件の3勝目を挙げ試験合格、4段となる。今後編入試験受験資格や厳しい奨励会の年齢制限について議論も(6日)
・元ペルー大統領のフジモリ氏が来年の大統領選挙に向けて極秘に日本を出国し隣国チリに入国したもののチリ警察当局がホテルで身柄を拘束(8日)
・フランスの暴動で現地時間7日よるパリ近郊で夜間外出禁止令が発動。なお、同日で暴動は12日目(8日)
・15時5分ごろ成田空港の検問を突破した男を追跡していた警察官2人が佐倉市で指され1人死亡。空港第二ゲートの検問で運転免許不所持が判明して逃走していた。(8日)
・フランスの暴動で現地時間8日12日間の非常事態宣言(9日)
・スパイウェアを利用してIDなどを盗み銀行口座から勝手に預金を引き出したとして千葉市の男が不正アクセス禁止法違反と電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕したと発表。ネットショップ運営者に商品に関する苦情メールを送り、証拠写真とした添付ファイルにスパイウェアを仕組んでいた模様(10日)
・iPod等の形態デジタル音楽プレーヤーに対し私的録音録画保障制度の適用を見送ることを文化審議会の法制問題小委員会が決定。音楽以外の用途の利用者や著作権管理制度のある音楽配信サイト利用者から料金二重取り問題が影響。(11日)
・東京都町田市で発生した女子高校生殺害事件で同高校で同じ学年の男子生徒を殺人容疑で逮捕(12日)
・岐阜・愛知両県でATMを利用した銀行利用客の口座から勝手に預金が引き降ろされる。ATMに仕掛けられたスキミング装置が発見される(11日)
・公正取引委員会はアルミ箔で価格カルテルを結んでいた三菱アルミニウム、エムエーパッケージング、日本製箔、サン・アルミニウム工業、住軽アルミ箔、東海アルミ箔に排除勧告(11日)
・郵政民営化後の持ち株会社「日本郵政」の社長に三井住友銀行の前頭取の西川善文氏が就任。「金融に詳しい大物民間人」として竹中平蔵氏が一本釣り(11日)
・経営学者のピーター・ドラッカー氏が死去。(11日)
・都職員の黒田慶樹氏と天皇陛下の娘である紀宮清子(のりのみや・さやこ)内親王が帝国ホテルで天皇・皇后両陛下の出席の元で結婚式・披露宴を挙げた。挙式に先立ち婚姻届が区役所に出され、紀宮さまは黒田清子さんとして民間人の生活に入ることになった。天皇家の女性が結婚により皇籍を離れるのは、1960年の昭和天皇の五女、島津貴子さん以来で、45年ぶり。(15日)
・SNS利用の女性が奈良市内の男に金銭を騙し取られる。SNSは安全という誤った認識が要因か?(16日)
・千葉県の姉歯建築設計事務所が耐震強度などを示す「構造計算書」を偽造していたことが判明、建築基準法の耐震基準を満たしておらず、震度5強の地震でも倒壊する恐れのあるマンションやホテルが全国にあることが判明。建築確認を代行した民間の指定確認検査機関「イーホームズ」(東京都新宿区)も偽装を見過ごす(17日ごろから)
・大手下着メーカーのワコールが運営する同社のオンラインショッピングサイトが不正アクセスに遭い、データが流出一部の顧客にはクレジットカード情報もあり、不正使用も確認(19日)
・重電メーカー各社による成田空港の工事に関する入札談合事件で、公団の歴代担当者間で官製談合が引き継ぎ事項になっていた疑いが強いことが判明。あらかじめ予定業者と予定価格を漏らしていた(19日)
・釜山で開かれていたアジア太平洋経済協力会議(APEC)が閉幕した。日韓首脳会談は開かれたものの、日中間は首脳会談のみならず外相会談も実現せず(19日)
・日本興業銀行元頭取で産業界再編に尽力した中山素平氏が死去(19日)
・東京国際女子マラソンで高橋尚子選手が優勝(20日)
・日露首脳会談が開かれるも、北方領土問題は進展せず(21日)
・自由民主党立党50年記念大会が開かれる。立党50年宣言は杉村太蔵議員が宣言(22日)
・皇室典範に関する有識者会議が最終報告をまとめる。男女関わらず直系第一子を優先を掲げる。秋篠宮様以降男子皇族が誕生していないことが影響か?今後も曲折が予想される(24日)
・大相撲九州場所を制した朝青龍関(七連覇及び年六場所完全制覇を達成)に小泉首相が内閣総理大臣杯を直接手渡す(27日)
・国と地方の税財政改革(三位一体改革)が大筋で決着。地方側の反発の強かった生活保護費の削減は見送り(29日)
・番付編成会議で琴欧州関が史上最短の19場所で(幕下付け出しを除く)大関に昇進(30日)
・秋篠宮様が40歳の誕生日(30日)
・22日に発生した広島市の小1女児殺害事件で、殺人・死体遺棄の疑いでペルー人を逮捕(30日)
投稿者 kokuitten : 11:55 PM | コメント (0) | トラックバック
November 29, 2005
日本旅行医学会が来年一年間、「深部静脈血栓症」の実態調査を全国で行う
日本旅行医学会が、「深部静脈血栓症」について来年一年間、ウェブサイトを用いてアンケート調査を実施することとなった。実態を把握するためのようである。
投稿者 kokuitten : 07:17 PM | コメント (0) | トラックバック
November 27, 2005
日常生活上の珍事件
私がよく使うとある駅周辺は羽田空港からほど近いことからよく航空関係者が出没するようです。そこで起きた事件簿・・・
とある駅にて:
ある駅を通り過ぎようとすると大きな荷物を抱えたスーツ姿の男性が切符を買っています。ですがよく見るとその荷物は「パイロットバック」なんですよねー、しかも「ANK」という文字が入っていました!!!つまり明らかにANKのパイロットです(普通の背広を着ていたので機長か副操縦士かまでは分かりませんが)。まさか送迎はその駅までで後は自分で切符を買えということなのでしょうか?もっとも訓練の帰りかもしれませんが。
その駅周辺の居酒屋にて:
その駅周辺のあるチェーン系の居酒屋(「よろこんで!!!」といえばわかるかな?)での出来事です。ある休日にそこで酒を飲んでいると予約の客が入って来ました。店員は確認すると、「~空港様ご来店です」「はいよろこんで!!!」というではありませんか!!!また別の日には店員が「~航空様」「はいよろこんで!!!」などといっている。どうも御用達のみせのひとつだったようです。
ちなみに最近は駅の反対側の別のチェーン店を使うことが多くなって、そのような珍予約客とは出会っていません。
投稿者 kokuitten : 12:45 AM | コメント (0) | トラックバック
November 26, 2005
小型機はよく揺れる?
私は最近は小型機は乗らないので正直なところよく分からないのですが(はるか昔にYS11に乗った事はありましたが、まだ物心つかない頃でしたのでその頃のことはあまり覚えていません。
そんな中、「かりんのひとりごと」というブログに「飛行機が怖い」という題で北海道で乗ったプロペラ機での乱気流による悲惨な体験談が綴られています。
行きの釧路札幌間は「スチュワーデスさんは一人だけ。片側に一席、もう片側に二席の三列で」とあるので、HAC(北海道エアシステム)のSaab340型機(約34人乗り)、帰りの丘珠釧路間なのでANK(エアーニッポン)のYS11型機(約64人乗り)か同社のDAC-8-Q300型機(約56人乗り)で間違いないでしょう。ちなみにコメント欄の「わい」さんの「HAC(函館釧路間)はほぼプロペラ機」もSaab340型機です。
小型機特にプロペラ機は与圧されていなかったり、与圧されている機体であってもあまり高い高度は飛ばない(せいぜい6千メートルぐらい)ため、空気の対流の関係で高高度を飛ぶ飛行機よりも揺れに遭遇する可能性は高いだろう。
ただ気になったのは同ページには書いていなかったが、運航乗務員からキャビンに状況などの報告があったのかどうかが問題だと思う。乱気流に巻き込まれているため正常な運航とはいえないと思うが、かといって機体に故障が発生したなどという完全な異常運航でもないのだからある程度は余裕があるはずだ。「現在どのような理由で気流が乱れていて…」というアナウンスがあるのとないのでは全く違うはずである。
ただキャビンアテンダントまで青くなっていたのでは相当な揺れだったのでしょうね。
投稿者 kokuitten : 10:50 PM | コメント (0) | トラックバック
関西三空港の関係
今日付けの日経新聞に神戸空港に日航と全日空が10便ずつ就航という記事があった。神戸空港が開港すると関西圏には、「伊丹」・「関西」・「神戸」の三空港が並存することとなる。実は「関西」のみの一空港となるのが本来の姿であった。なぜこうなってしまったのか…
伊丹空港は市街地に隣接し、騒音問題が深刻になっていた。そのため21時をもって緊急時以外の離着陸が制限されている。この騒音問題を根本的に解決するために、海上に関西空港を設け、伊丹は廃港にするのが本来の姿であった。
その関西空港の位置であるが、水深・海底の状態等を考慮して、第一候補地を神戸空港の位置にした。しかし、地元住民などによる反対運動が起き、当時の市議会や市長も反対を表明して、地元総スカンでこの案を蹴ったことから、現在の関西空港の位置に建設された。その結果、東海道本線沿いから阪和線(天王寺から和歌山への路線)沿いとなり、また神戸沖と比べて水深や海底の状態などの条件が神戸沖よりも悪く、結果として建設費が膨らみ、着陸料や空港施設利用料に跳ね返ることとなった。
一方、廃港になるはずであった伊丹空港であるが、経済的影響からか、急遽存続することとなった。さらに空港計画を蹴ったはずの神戸で神戸空港を作ることとなり、現在の混迷の状態となっている(どうも市民による反対運動はあったようであるが、今回は市議会や市長などは反対しなかったようである)。
国際線は関西空港のみに就航するということで何とか関西空港の役割があるという状態だろうが、これからどうするのだろうか?
投稿者 kokuitten : 05:51 PM | コメント (0) | トラックバック
日航・全日空、神戸空港に10便ずつ就航
2006年2月に開港予定の神戸空港に、日航と全日空が各十便ずつ就航する予定であることが、26日付の日経新聞に出ていた。両社とも同じ「大阪」の空港として、伊丹便・関西便・神戸便とも同額となる模様
投稿者 kokuitten : 10:41 AM | コメント (0) | トラックバック
November 23, 2005
エアーニッポン機与圧トラブルで引き返す
大阪発高知行き全日空1601便ボンバルディアDHC8-Q400(乗客乗員44人)で7時15分ごろ、神戸市上空を飛行中に機内の与圧が不十分であることを知らせる警告音が鳴った。同機は大阪空港に引き返し、約20分後に着陸した。ちなみに、同機は16日にも大阪発石見行きとして飛行中に前輪を格納できないトラブルで大阪空港に引き返している。
今度は与圧関係のトラブルである。おそらくそのまま飛行すれば酸素マスクが降りてきて・・・となるはずで、今回も引き返しは当然の対応である。以前与圧系統が1系統故障(2系統搭載している機体)しているにも関わらず出発させ、飛行中にもう一方も故障してしまい、緊急降下したというお粗末な事態を引き起こした航空会社もあったが、今回もエアーニッポンは適切な対応を取ったといえる。
なお、故障箇所が全く違うので16日のトラブルとの関連はないと思われる。
投稿者 kokuitten : 11:13 PM | コメント (0) | トラックバック
「他のサイト(ブログを含む)から」カテゴリー作成
この度新カテゴリー「他のサイト(ブログを含む)から」を作成しました。
これまで当ページ開設後実際に起こった事柄をを私なりに解釈した記事を作成してきました。
こちらのカテゴリーでは他のサイト(ブログを含む)の中で見つけた面白い、役に立つページや記事を紹介していきます。つまり、フィルタースタイルのページとお考え下さい。
現在はサブカテゴリーがございませんが、そのうちサブカテゴリー化する予定です。
投稿者 kokuitten : 08:17 PM | コメント (0) | トラックバック
November 16, 2005
エアーニッポン機、前輪に不都合で引き返す
10時50分ごろ、大阪(伊丹)空港を離陸直後の島根・石見空港行きエアーニッポン1651便(DHC8―Q400型機、乗客・乗員44人)で、前輪が機体に格納できないいうトラブルがあった。同便は機内から前輪が正常に下りているのを確認して、約1時間後に大阪空港へ引き返した。
到着後に機体を調べたところ、前輪の向きを感知するセンサーにも不具合があった、同社は運航を代替機に切り替えて改めて出発た。
前輪が格納されないというトラブルは、車輪が確実に出ないトラブルと比べると緊急性が低いが(着陸時に不意に車輪が引っ込んでしまうことが考えられるため)、やはり引き返したのは正解だろう。
投稿者 kokuitten : 11:06 PM | コメント (0) | トラックバック
November 15, 2005
JR東日本車掌。乗務中に個人サイト用の写真を撮り懲戒免職
JR東日本新潟支社の新潟新幹線運輸区の車掌が乗務中にデジタルカメラで風景写真を撮影し、地震が開設しているウェブサイトに掲載していたことが15日、分かった。同支社は既に昨年3月、車掌を懲戒免職処分にしていた。
同支社によると、この車掌は2001年に自分のHPを開設。業務中の感想を記した日記と一緒に後部運転台からデジカメで撮影した風景写真約20枚を撮影していた。昨年1月、社員がHPを見て発覚し、同支社がHPを削除した。
この問題は乗務中に写真を撮るという行動にもあるが(もっとも車両などの運転室に仮に身内であっても他人を入れるなどということがあれば言語道断で、懲戒免職になるのは当然である。教官や試験官でもない限り運転者以外の他人が入ることは許されないだろう。)、業務に関連した内容のサイトの製作・公開に関わる問題が提起されている。当サイトのように外部の人が作ったサイトではなく、現役運転手や車掌、機長、副操縦士などが自分の業務に関するサイトを作ろうとした場合にとる会社側の態度の問題である。
やはり外部の人間によるサイトよりも、内部の人間によるサイトの方が信憑性が高いのは当然のことである。我々は見たり聞いたりした知識をもとにサイトを作成しているため、どうしても本職の方々にはかなわない。だから私も本職の方々が作成しているサイトなどは優先的にリンク集に掲載するし、また参考にもなる。
だがこの事件をきっかけとして、「業務に関することはサイトを作っては成らない」などということになってしまうことは由々しき問題であろう。
投稿者 kokuitten : 11:19 PM | コメント (0) | トラックバック
November 11, 2005
A380シンガポール・チャンギ空港に着陸
エアバス社が開発中の総二階建て旅客機のA380(標準座席数550席)が11日、試験飛行でシンガポール・チャンギ国際空港に着陸した。A380が欧州以外の国に飛行したのは初めてで、フランスのツールーズから12時間かけてシンガポールに到着した。
新型機が初飛行を終えて実際の路線就航を果たすまでに、「ルートプルービング」と呼ばれる形式の試験飛行を行う。概ね購入予定会社の本拠地空港や就航予定空港を巡る形で行われる。シンガポール航空は同機発注会社の中の一社であり、欧州以外の最初の空港として選ばれたようだ。
今後同型機は世界初の「総二階建て」であることから、その大きさに対応できるかどうかを確認するために他の多くの空港への試験飛行を行うこととなるだろう。550席という席数は(他社の機材であるものの)、既にB747-400D型で経験済み(もっともこの機体は世界の中でただ一カ国、しかもほぼ全て国内線で使われるという極めて特異な機体ではあるが-ちなみにその一カ国とは日本のことですよ!)ではあるが、二階席専用ボーディングブリッジ(B747では2階席の乗客も1階のドアから搭乗している)のテストなど、機体のみならず地上も含めてA380ならでは課題が残されている。
余談ですが全幅はこれまでのどの旅客機よりも広いものの、全長はA340-600型機(バージンアトランティック航空などが日本路線に使用)とB777-300型機(日本航空と全日空が保有)に劣り、また一基あたりのエンジン出力もB777-300ER型機(日本航空と全日空が保有)などに劣りますので、地上側(空港など)の問題はとしては、やはりこの全幅と二階席問題が最重要問題となるでしょう
投稿者 kokuitten : 04:15 PM | コメント (0) | トラックバック
November 07, 2005
日航経営改革方針を発表
日本航空は今後五年間で約600億円を投資する一方、全社員を対象に基本賃金を平均10パーセント削減する経費節減策を盛り込んだ経営改革方針を発表した。
詳細は分からないが11月8日付日経新聞朝刊では、「労使関係」等の要因を挙げている。以下に私が思っていた三つの疑問点を述べたいと思う。
・燃料費高騰問題
ガソリンの値段からも分かることであるが、石油関連商品の値段が高騰している(ちなみに航空機燃料はケロシンと呼ばれる灯油系の燃料を使用する)。原油は国際相場商品でもあるし、また為替に影響される商品であることから商品先物取引や為替予約などで価格変動リスクをヘッジしておく必要があります。日本で商品先物取引というと「強引な勧誘」などで悪いイメージが先行しますが(実態はその通りです)、本来は価格リスクを避けたい需要家などがそのリスクをヘッジ(他に転嫁する)ための重要な市場で、統制経済ではない市場経済社会では必要不可欠です。実は私は以前商品取引員(商品先物取引会社)の登録外務員(勧誘要因)として勤務していたのでちょっと述べたいが、このような当業者が利用する場合は現実の取引とは逆の立場(先物市場で航空会社などの需要家の場合は売りを、生産者の場合は買いを入れておくこと(つまり現物とは逆のポジション)となる。ちなみにこれは先物会社の勧める「パッチ(両建てのこと)」とは全く違います。現物の裏づけのない「パッチ」は全く意味のないことで、いったん撤退(損切り)してポジションをゼロにして出直すのが適切です。「パッチ」を薦めるのは営業成績に影響しないようにするため(損切りしてしまうと純増が減ってしまうため)という先物会社側の都合に過ぎません。この先の詳細は先物関連サイト「電話の向こうの知らない世界」などをご覧下さい。商品先物取引についての話はこれまでにしますが、それらの手法を駆使して価格変動リスクを回避した割合がどうやら全日空と比べて少なかったようで、日航にはこの価格変動リスクがかなり響いた模様である。
・経営統合に伴う機材の重複
ご存知かと思いますが、現在の日本航空は旧日本航空(以下日航と略します)と旧日本エアシステム(以下日本エアと略します)が経営統合して出来たものである。二つの会社の融和が出来ていないと様々な問題が発生することは過去の合併事例でもあるかとは思いますが、さらに両社は航空機という設備を抱える航空会社であることから、こちらでも問題が発生する。特に両社は一部の例外を除いて全く異なる機種を所持していることから整備士や運航乗務員及び予備機や予備部品などに無駄が生じやすい。大型機のB747(日航のみが所持している)やB777(両社とも所持している)の場合は問題が少ないが、中型機(日航はボーイング社のB767に対し、日本エアはエアバス社のA300)、小型機(日航はボーイング社のB737に対し、日本エアはボーイング(旧マクダネル・ダグラス社)のMD80・90シリーズ)、コミューター機(日航系のジェイエアはCRJ200に対し、日本エア系のJACはDHC-8-400)と完璧なまでに使用機種が異なっている。仮に経営統合したのが日航と全日空であればこれほど極端に異なることはない(しかも異なっていたのは引退済みのMD-11、DC-10及び引退予定のA320、A321またジェット機が就航できないDHC-8もあるが子会社の子会社-つまり琉球エアコミューターが使用しており問題は軽微だろう)。最終的には日航側の機種で統一を図るのだろうが、それまではかなりの無駄が生じることが考えられる。
・アライアンス未所属と路線問題
ついこの間「ワン・ワールド」に加盟することを発表したが、これまで日航は独立を保っていた。一方の全日空はかなり早い時期に「スターアライアンス」に加盟した。アライアンスに加盟するメリットの一つに同一アライアンスに属する会社とのコードシェア運航が組みやすいというメリットがある。そこで全日空は中国路線などを拡充する一方で、長距離国際線の中で採算が取れない路線では自社運航を取りやめ、他社運航路線にコードシェアで便名だけを載せる手法を取った。そのために同社の国際線の収支を改善することができた。一方日航は自社路線による運行便が全日空に比べて多い。アライアンス所属会社がどのアライアンスにも属さない会社に対して取る態度がどうなのかまでは分からないが、結果として赤字路線を抱えることになったかもしれない。
投稿者 kokuitten : 11:37 PM | コメント (0) | トラックバック
JR山手線など、架線トラブルでダイヤ乱れる
8時15分ごろ、東京駅の山手線の架線の一部がわずかに垂れ下がっているのが見つかった。JR東日本は復旧のため同線内回りで13時17分まで、約5時間にわたり運転を見合わせた。また復旧作業のため同線外回りや京浜東北線北行きも一時ストップ、並走する埼京線などにもダイヤの乱れが広がった。12時30分現在、計36本が運休、計80本に最大約4時間10分の遅れが生じ、16万人以上に影響した。
同社によると、東京―有楽町間で、架線を張るための約13枚の鉄製重り(計約500キロ)のうち大半が外れたのが原因。重りをぶら下げる直径2センチの鉄の棒が折れていた。同社社員が通勤中にたまたま異常を発見、電車の運行を管理する東京総合指令室に通報した。電気の供給を受ける車両の上部のパンタグラフが架線と接触して破損していないかも調べている。架線がたるむと送電が途切れるなどのトラブルが起こる可能性があるという。
鉄道の架線は気温などで伸び縮みするため固定することが出来ず、両端をおもりで引っ張り、常に一定の張力で調整していた。今回はそのおもりをつっている鉄棒が破断して落下、その結果架線が緩んでしまったようである。
ここで問題となるのは「フェイルセーフ」の考え方を持っていたかということである。この「フェイルセーフ」というのは、ある故障や不都合が発生したとしても、それだけで致命傷とはならず、必ず予備設備を用意しておいて事故を防止するということである。今回のケースではおもりをつるすための手段を複数とっていたかということである。つまり問題の鉄棒が破断したとしても、バックアップ用のほかの鉄棒やワイヤーなどが用意され、全てが破断しない限りは重大なトラブルにはならないようになっていたかという事が問題となる。ちなみに航空機の場合は、操縦士・エンジン・操舵装置(油圧やワイヤーなど)が複数用意されているのが通常である。もっとも油圧(人間で言うと神経に相当)を4系統用意したものの全てが同じところを通っていたために機体破断で全てが破壊されて操縦不能となってしまった85年の日航ジャンボ機墜落事故のようなケースもあります。
もしこのような考え方がなく鉄棒一つでおもりを吊るしていたとなると問題である。
投稿者 kokuitten : 11:18 PM | コメント (0) | トラックバック
November 02, 2005
日航機、エンジン異常で伊丹へ緊急着陸
16時20分ごろ高知県上空を飛行中の日航1870便(鹿児島発羽田行きB777-100型機、乗員乗客181人)の左エンジンの計器表示に以上が出た。同機は同エンジンを停止した上、17時ごろに伊丹空港へと緊急着陸した。なお、着陸後の点検で、エンジンオイルが減少していることが分かった。
投稿者 kokuitten : 11:56 PM | コメント (0) | トラックバック
管制官が着陸許可を出し忘れ日航機ゴーアラウンド
10時40分ごろ羽田発伊丹行き日航1509便(B777-300型機、乗員乗客300人)が着陸態勢に入ったものの伊丹空港の管制官が着陸許可を出し忘れ、同機が高さ15メートルの段階でゴーアラウンド(着陸やり直し)をしていたことが分かった。
管制官は同38分ごろまだ滑走路に別の飛行機が残っていたため「進入を続行せよ(コンティニュー・アプローチ)」の指示を出した後、滑走路上が空いて着陸許可を出せるにもかかわらず、既に着陸許可を出したものと勘違いしていた模様。日航機側は確認しようとしたが管制側が他機と交信していたため、着陸不可能と判断して着陸をやり直すこととなった。
これは明らかに管制官側のミスであろう。航空機側が状況により明らかに着陸できる状況と分かっていても法律上、管制官から着陸の許可が出ていない限り絶対に着陸してはならない。今回のケースでは、仮に管制官側のミスであっても着陸許可が出なかったわけであるから、着陸をやり直す以外に方法はなく、航空機側は適切な判断である(というより万一着陸してしまった場合はそちらの方がより重大なミスとなる)。ちなみに視界不良で決められた高度まで降下したものの滑走路が見えず着陸をやり直す場合は「ミスト・アプローチ」といい、それ以外の理由(滑走路上の障害物など)で着陸をやり直す場合は「ゴー・アラウンド」と呼ぶ。
それにしても今年は離陸許可がおりていないにも関わらず離陸滑走を開始したり(パイロット側のミス)、誤った滑走路に着陸させたり(管制官側のミス)など、トラブルが相次いでいるがなぜなのだろうか?
投稿者 kokuitten : 10:44 AM | コメント (0) | トラックバック
November 01, 2005
非常設備の点検は?
JR西日本が京阪神地区の主要路線に設置しているATS-P(新型の自動列車停止装置)のうち96箇所に設定ミスがあり、かつそのうち30箇所は速度超過していてもブレーキがかからない状態だったことが発覚した。
このことで問題となるのは通常では使われない非常設備の点検方法である。
別に鉄道に限らないが、通常では作動することのない非常設備の点検作業をどうするのかという問題がある。当サイトの題材となっている航空機に題材をとってみても、エンジン火災設備の点検(まさか火災でもないのに消化剤を発射するわけにも行かないでしょう)や自動ブレーキ装置のRTOモード(離陸中止モード)の点検(こちらは作動させても問題ないだろうが、その代わりタイヤがムダになる)
このように通常時には作動させてはならないもの、非常時には作動しないと困ることに関するて点検は永遠の課題だろう。