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October 31, 2005
DC10型機、日本の航空会社から引退
既に日本エアシステムのDC-10-30ER型機は引退しているが、日航が保有しているDC-10-40も仁川発成田行きの便を最後に引退する。同機の後継機とされていたMD-11は双発機の波に押されて先に引退しているため、これで日本の航空会社から3発機が消えることとなる。
DC-10はアメリカ大陸を無着陸で横断できる機材として、そして当時はETOPSが認められていなかったため、ホノルル線を考慮して3発機として作られた。DC-10-40型機はP&W社製のエンジンを搭載したモデルで、導入したのが日本航空とノースウエスト航空のみという珍しい機体である。
航続距離は約9000キロ弱のため、アメリカ西海岸線やシドニー線などには就航できないが、アンカレッジ経由ニューヨーク線、そして南回りヨーロッパ線へと華々しい活躍を遂げた。また同社は同機を機長昇格機と位置づけ、多くの機長が誕生した機材であった。
投稿者 kokuitten : 11:49 PM | コメント (0) | トラックバック
October 30, 2005
10月の一般ニュース
・日本道路公団等の民営化がスタート。6つの民間会社と資産・負債(今後発生する負債も含めて)の全て引き継ぐ「独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構」が発足(1日)
・三菱東京フィナンシャルグループとUFJホールディングスが統合し、「三菱UFJフィナンシャルグループ」が発足(1日)
・国勢調査スタート。今年は簡易調査(1日)
・改正介護保険法が施行。介護施設入所者の食費と移住日が介護保険の給付対象から外れる(1日)
・11月に予定のプーチン大統領の訪日を前にロシア政府が北方領土問題で4島がロシアに帰属することを確認する平和条約を結ばなければ、56年の日ソ共同宣言で約束した歯舞、色丹2島の日本への引き渡し交渉に応じないとの方針を固める。30日にロシア外務省高官が明らかにした。 (1日)
・インドネシアのバリ島のジンバラン海岸やクタ地区などで現地時間19時30分ごろ、自爆テロと見られる爆弾テロが発生。邦人1名を含め22名が死亡。警察はイスラム過激派組織ジェマー・イスラミア(JI)による犯行の疑いが強いとみて捜査(1日)
・先月28日5時50分ごろに起きたサンマ漁船「第三新生丸が転覆して7人が死亡した転覆事故はイスラエルの「ジム・インテグレイテド海運」が所有するコンテナ船「ZIM ASIA(ジムアジア、4万1507トン、乗組員21人)」と衝突と特定(3日ごろ)
・和歌山、大阪両府県にまたがるエアガンによる連続発砲事件で、大阪府警は6日夜、覚せい剤取締法違反容疑(共同所持)で逮捕状を取って行方を追っていた容疑者を逮捕。同容疑者は和歌山県の自動車道での事件について「最初の一台は抜きつ抜かれつ、次の一台は前をゆっくり走られて撃った」と自供。(6日)
・パキスタン北東部・カシミール地方で8日現地時間8時55分ごろ、マグニチュード7.6の強い地震が発生し、犠牲者が二万人超人に達する。また、イスラマバード在住の日本人親子2人も死亡。
震源地は、イスラマバードから北東約90キロ、印パ停戦ラインに近いムザファラバード付近。米地質調査所によると、震源の深さは約10キロと推定される。(8日)
・国勢調査の調査票をニセ調査員がだまし取る事件が頻発。個人情報保護法施行が影響か?次回国勢調査へむけ郵送による回収などを検討へ(当月前半)
・政府が再提出した郵政民営化関連法案が11日午後の衆院本会議で、与党などの賛成多数により可決され、衆院を通過。投票結果は賛成338、反対138の200票差だった。前回青票(反対票)を投票し、現在無所属となっている議員も多くが白票(賛成票)を投じる。なお、同法案は直ちに参院に送付、与党側は14日の参院本会議で成立させる方針。また、民主党の対案「郵政改革法案」は否決。(11日)
・ライブドアが通販業界4位のセシールを買収(11日)
・郵政民営化関連法案は14日の参院本会議で、賛成134、反対100で可決、成立した。(14日)
・パ・リーグのプレーオフは3勝2敗でロッテがセ・リーグ優勝の阪神への挑戦権を得る。ソフトバンクは昨年に続いて(昨年はダイエー)プレーオフで涙を飲む。シーズン終了から第二ステージ開幕までの間隔が影響したか?(17日)
・ヤクルトの古田敦也捕手が、選手兼任監督(プレーイングマネージャー)としてヤクルトの次期監督に就任することが正式に決定。選手兼任監督1997年の野村克也氏(当時南海)以来となる。(18日)
・自民党は21日午後、党本部で党紀委員会を開き、前国会で郵政民営化関連法案に反対し新党を結成した新党日本の綿貫民輔前衆院議長、亀井静香元政調会長ら9人を同日付で除名処分とすることを全会一致で決めた。(21日)
・ライブドアがカタログ通販大手のセシールをTOBで買収する意向であることが明らかに(21日)
・参議院神奈川選挙区の補欠選挙で前外相の川口順子氏が初当選(23日)
・菊花賞でディープインパクト(武豊騎手騎乗)が快勝。84年のシンボリルドルフ以来21年ぶり2頭目の無敗の三冠馬となる(三冠馬としては94年のナリタブライアン以来6頭目)(23日)
・プロ野球日本シリーズでロッテが阪神を4連勝で破り31年ぶりの日本一。バレンタイン監督は外国人初の日本一監督に。プレーオフで待たされた阪神はソフトバンクと同様実践勘が鈍ったか?(26日)
・楽天はTBSの株式を買い増し保有率が19.09%に上昇。TBS側が不快感を示すも、楽天側は資本主義社会の基本ルールに基づき応戦(26日)
・日米両政府が普天間基地移設問題についてアメリカ側が日本の提案していたシュワブ沿岸案を受け入れる意向を表明。沖縄県民の県外移設を求める意見はかなわず(26日)
・井口選手の所属するホワイトソックスがワールドシリーズでアストルズを4連勝で退け、88年ぶりのワールドチャンピオンに輝く(27日)
・米海軍は現在横須賀基地に配備されている空母「キティーホーク」の後継空母として原子力空母を配備すると発表。既に非原子力空母を原子力空母に切り替えることがほぼ完了しているためか?(27日)
・イトマン事件で商法違反(特別背任)と法人税法違反(脱税)の罪に問われた許永中被告の懲役7年6ヶ月の実刑及び罰金5億円が確定(27日)
・証券取引法違反(虚偽記載、インサイダー取引)に問われた堤義明被告(コクド前会長)の判決公判が東京地裁で開かれ、同被告に懲役2年6ヶ月(執行猶予4年)罰金500万円。なお、同被告は控訴せず、同判決が確定する模様(27日)
・楽天市場のコンピュータに不正侵入し、情報を盗んだとして元社員が逮捕(27日)
・成田空港で午前0時ごろ第一ターミナルビル内で工事を行っていた作業員5人が倒れる。溶接用発電機による一酸化炭素中毒のもよう(27日)
・今年の文化勲章は聖路加国際病院院長で医師の日野原重明氏や女優の森光子氏など5人、文化功労者はミスタープロ野球の長嶋茂雄氏など15人が決定する。(28日)
・金融庁が明治安田生命保険に対し今年二度目の業務停止命令を出す。2週間の保険の募集停止及び期間を定めず新商品の販売を停止。(28日)
・自民党が党紀委員会を開き、先日の処分に続き残りの50人を処分。野呂田衆院議員を除名、野田聖子議員など衆院26人、参院1人を離党勧告など処分。(28日)
・財務省は28日、税関や国税局で総額1886万円に上る旅費の不適切な支払いがあり、113人を処分したと発表。割引航空運賃を購入したのに正規運賃を請求するなどの水増し請求があったという。(28日)
・大正以降初の天覧競馬となった第132回天皇賞が行われ、14番人気のヘンリーロマンス(松永幹夫騎手)が優勝。牝馬の優勝は市場13頭目。藤沢和雄調教師は同一G1四連覇を逃す(ゼンノロブロイの2着)。3連単は122万6130円(30日)
・内閣改造。ポスト小泉候補では安倍晋三官房長官(初入閣)、麻生太郎外相(総務相から横滑り)、谷垣禎一財務相(留任)。竹中平蔵氏は経済財政担当大臣を離れ(与謝野馨氏が引き継ぎ)総務相兼郵政民営化担当大臣に就任(31日)
・ソフトバンクの城島健司捕手が大リーグ移籍を目指しFA宣言(31日)
・青森県で主に贈答用となる「大玉」と呼ばれるりんごの盗難が相次ぐ(今月下旬)
投稿者 kokuitten : 11:59 PM | コメント (0) | トラックバック
鹿児島発羽田行き全日空機エンジントラブルで伊丹に緊急着陸続報
29日の全日空機のエンジントラブルは右側エンジンの「テールコーン」が脱落していたことがわかった。同便で使用しているB777は最も早く路線就航した200型でも比較的新しく、金属疲労ということは考えにくい。同部品は32本のボルトで固定され、飛行前点検では異常はなかったとのことで、原因究明が待たれる。
投稿者 kokuitten : 05:46 PM | コメント (0) | トラックバック
October 29, 2005
鹿児島発羽田行き全日空機エンジントラブルで伊丹に緊急着陸
29日16時50分ごろ、鹿児島発羽田行き全日空628便(B777-200型機、乗員乗客190人)が高知県沖上空を飛行中、エンジン2基のうち1基の異常を示すランプが点灯した。同便は、このエンジンを止め、同17時12分、伊丹空港に緊急着陸した。けが人はなかった。
まだ詳細は分からないため、詳細は情報が分かった時点で書くことにするが、このような「エンジンに異常が生じ、エンジンを止めて・・・」というような場合は「航空機のエンジンは仮に一発が停止しても(三発機以上は二発が停止しても)安全に飛行できる」ということを知っていないと余計な不安を生じさせることになる。そのような時に無用な不安を抱かないためにも、是非本サイトを利用していただきたいと思います。
投稿者 kokuitten : 11:59 PM | コメント (0) | トラックバック
日本航空・全日空、「広め座席」提供サービスを強化
10月29日付の日経新聞朝刊によると、両社は国内線などで普通席よりも広めの座席の提供を提供すると発表した。
日本航空は「クラスJ」を小型機への新設を含め2006年末までに約800万席に増やす(なお一部は幼児連れ旅客への優先席とする)。全日空はエアーニッポンが06年1月から就航する名古屋台北線で3人掛けの席を2人で使う新エコノミークラスを設置する。なお、この座席はエコノミー正規運賃で利用する旅客向けに提供するという。
一般的には上級クラスというと普通席(エコノミークラス)の座席とは違う座席を設置すると思われているかもしれませんが、ヨーロッパ内路線などでは席自体は同じであるが一部の座席を使わない(3-3配列のB737やA320などで中央席を使わない設定にする。また、肘掛が中央に移動するようになっていることもある)ようにして同じ座席であってもクラスを別ける使い方もある(なお、そのような便のフライトルポとしては月刊エアライン2000年12月号「特集:ワン・ワールドで飛ぶ世界一周弾丸飛行」の特集フライトルポ内の23ページから26ページにあるヨーロッパ内路線フライトルポなどがあります)。
ヨーロッパ内路線といっても、西欧と北欧を結ぶ路線などでは結構飛行時間が長く、同じ程度の飛行時間である東アジア線などの近距離国際線に同システムを導入しようという考え方は容易に思い浮かぶ。おそらく導入しようとしている機材はナローボディー機(B737-500かA320-200のどちらかだろう)であるが、そのような考え方が受け入れられるか、注目に値する
投稿者 kokuitten : 10:36 PM | コメント (0) | トラックバック
October 28, 2005
エンジントラブルの軽飛行機、高校グラウンドに不時着
28日16時25分ごろ、調布飛行場を出発し、仙台空港を経由して再び調布空港に戻ろうと飛行していた米国製パイパー社製の4人乗り軽飛行機がエンジントラブルで都立田無高校のグラウンドに不時着した。
当時同グラウンドでは約100人の生徒が部活動中で、生徒たちが逃げまどう中、同機は校庭ほぼ中央部分に接地して30メートルくらい走行後停止した。乗員二人と同校の男子生徒がこの出来事で軽症を負った。
とにかく死者がでなかったのが幸いである。遊覧飛行や撮影飛行、さらに操縦士資格取得のための訓練や趣味で飛行機を飛ばす自家用パイロットの多くが使っているのがエンジンが一つの「単発機」であるため、その一つのエンジンの調子がおかしくなるだけで非常に危険な状態となる(そのため旅客運送に使われる飛行機はほとんどの場合でもエンジンが2つ以上の飛行機が使われる)。田無高校にとっては迷惑なことだったかもしれないが、適切な処理で惨事を免れたといえる。
投稿者 kokuitten : 10:13 PM | コメント (0) | トラックバック
October 25, 2005
日本航空がアライアンス「ワンワールド」への加盟を決定
日本経済新聞26日朝刊によると、日本航空はアライアンス「ワンワールド」への加盟を決定したと発表した。アライアンス共通の顧客サービスを提供する体制を整えるなど、国際線旅客事業の拡大に結びつけるという。
全日空が早々とアライアンス「スターアライアンス」へ加盟するのとは対照的に独立を保ち、個々の航空会社と個別に提携するなど、大航空会社の中では独自の路線を貫いてきたが、ついにアライアンスへの加盟を決定したようである。確かに同アライアンスに所属するアメリカン航空とは親しく、仮に加盟するとすれば「ワンワールド」になるだろうとはうわさされていた(旧日本エアシステムはどちらかというとスカイチームに所属するノースウエスト航空と親しい関係にあったが)。同記事では最近の不祥事の影響を受けたということあるとのことであるが、私としてはむしろ各アライアンスがアライアンス非加盟のエアラインに対して取っている態度がどうなのであるかが問題ではないかと思っている。
異なるアライアンスに属する航空会社とは疎遠な関係になるのは分かる。ではどのアライアンスにも属さない独立を保っている航空会社に対しての態度はそれほどにまでによそよそしい関係になるのか?これまで日本航空は異なるアライアンスに属する航空会社との間も提携を結び、非所属としての有利な点を享受してきた。アライアンスに所属するとなると、他アライアンスの航空会社とは縁を切ることを意味し、また違うアライアンスに入ることを狙っている航空会社との仲も疎遠になる。当サイトの他のページでも書いているが、本来コードシェアなどの提携は旅客は多いものの自社路線がない区間などで個別の提携を結ぶのが理想であるというのが私の考えである。今後はそうも行かなくなってくるだろう。ここ数年は日本航空の動向には注意が必要である。
投稿者 kokuitten : 11:12 PM | コメント (0) | トラックバック
October 06, 2005
エアバス、A350型機の開発着手を発表
エアバス社は長距離双発機のA350型機の開発着手を発表した。同型機はA350-800(3クラス制で約253席、航続距離約16,300km)、及びストレッチしたA350-900(3クラス制で約300席、航続距離約13,900km)の二種類が作られる見込み。なお、同型機のライバル機となりうるB787は短距離型を製造するが、A350においてはそのような計画はない。
ところで同型機の位置づけであるが、「A330-200」の更なる航続距離延長型、「A300」や「A310」の後継機という位置づけが考えられる。一方この航続距離であるが、A350-800型機の航続距離は現在就航中の同社最長距離を誇る旅客機である「A340-500」並みに近い。これまでエアバス社は中距離には双発機のA330、長距離・超長距離には四発機のA340という形でセールスしてきたはずである。この機材はそのパターンが根本的に崩れてしまうモデルであり、将来A330、A340、A350の三種類の機材の位置づけがどうなるのか興味深い
投稿者 kokuitten : 06:01 PM | コメント (0) | トラックバック
October 01, 2005
成田空港の着陸料本日より値下げ
「世界一高い着陸料」として悪名高き「成田空港の着陸料」が平均で22%引き下げられた。ただし、新たに徴収される料金などを考慮すると、航空会社の空港利用コストの低減は約11%程度になるとのことである。
とにかく成田空港の着陸料のバカ高さは目立っていた。ロンドン・ヒースロー空港並みにしろまでは言わないが(確かジャンボ機で10万円台のはずである)、競合相手となる近隣のソウル・仁川空港の約35万4000円や、香港・チェックラプコク空港の約37万9000円程度にしないとお話にならない。自国の航空会社は仕方なく使うかもしれないが、他国の航空会社が逃げ出し、日本から他国に行くのにソウル経由になったり香港経由になったりする事態は避けなければならない。
なお、この値下げで、「世界一着陸料の高い空港」のレッテルは「関西国際空港」が引き継ぐこととなった。