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August 12, 2005

日航ジャンボ機墜落事故から20年

今年もこの季節がやってきました。このCGIページ開設後では8月12日は初ですから、少々詳しく書きます。

1985年8月12日、羽田発伊丹行き日航123便(B747SR、JA8119)は乗員乗客524人を乗せて18時12分頃離陸した。トラブルが発生したのは18時24分頃で伊豆半島東の海上を飛行中であった。何らかの理由で垂直尾翼の大半が失われた。そして何よりも致命的だったのはそれによって四系統ある油圧系統が全て失われてしまったのである。油圧がすべて失われるということはエンジン推力の調整と車輪を重力で降ろすこと以外のほとんどの操縦動作が不可能になったということになる。自動車に例えればアクセルは利くが、ハンドルとブレーキは全く利かないということである(悲劇的なことにそのことを運航乗務員が知る由も無かった)。

操縦不能の同機はその後も迷走を続け、18時56分頃に群馬県上野村の御巣鷹山と三国山の中間付近(神流川上流のスゲノ沢の源流付近)に墜落した。日本国内線特別仕様のジャンボ機(B747SR)であり、またお盆でほぼ満席であったため、4名の重傷者を除いた520人が死亡し、旅客機同士の衝突事故を除いた全ての事故で史上最悪の犠牲者数を記録した。なお、墜落現場は「御巣鷹の尾根」と名付けられ、「昇魂の碑」が建てられている。登山口からは1時間弱である。またふもとの上野村楢原には「慰霊の園」という犠牲者の方々の霊園がある。

操縦不能につながる尾翼の破損につながった遠因として、金属疲労説や、同機が以前起こした「着陸時しりもち事故」の時の整備ミスといったことが上げられるが、私が知る限りでははっきりしない。

いずれにしても事故後毎年8月12日がやってくるときちんと報道して、思い起こしてくれるのは大変ありがたい。中には「もう20年も昔の話だろうが、また蒸し返すな」という感情をお持ちになる方も一部にはいるかもしれませんが、「だったらこのような重大事故を起こすな」と言い返したい。今年は鉄道でも重大事故が起きたが、こちらも日航機事故と同様に、毎年事故日に報道し続けてほしい。

投稿者 kokuitten : August 12, 2005 09:02 PM

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