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July 24, 2005

羽田発日航機与圧系統不具合で緊急降下

23日午後8時ごろ、羽田発徳島行き日航1439便エアバスA300(乗客186人、乗員9人)の与圧装置がトラブルを起こし、機内の気圧が保てなくなったため高度約8200メートルから約3000メートルまで緊急降下、約30分後に徳島空港に緊急着陸した。

日航によると、2系統ある同機の与圧装置のうち1系統に不具合があることを出発前に発見。日航は、もう1系統で運航できると判断して午後7時に羽田空港を出発したが、午後8時ごろにこの1系統もトラブルを起こし、機内の気圧を制御できなくなった。機長は客室内の酸素マスクを降ろした上で、緊急降下。8時半ごろに徳島空港に緊急着陸した。

ここで問題なのは、離陸前に不都合を発見していながら、修理や使用機材変更などの処置をしなかったこと、それも出発空港が拠点である羽田空港であったにも関わらずである。

まず「フェイルセーフ」という考え方から飛行機の設備(油圧・与圧・エンジン・操縦士など)は複数の系統を搭載し、万一上空で一つが故障しても致命傷にならないようにしている。今回の場合は運良くまだ地上にいる段階で不具合が分かったのだから、一旦出発を取りやめて引き返すべきだった。

しかも出発空港がおそらく同社の拠点空港である確率が非常に高い羽田空港であるにも関わらずである。いくらでも対策が取れたであろうに、それを怠っている。よくそれほど重大ではない機材の不具合に対し、応急処置を施した上で運航する事もあるが、それは非拠点空港にいる航空機が拠点空港に戻ってくるまでのことであって、既に拠点空港にいる航空機に対して行うような事ではない。

もし百歩譲ってこの状態で飛行させるのならば、はじめから緊急降下する必要のない1万フィート(約3000メートル)程度の高度を巡航高度にして飛行すべきではなかったのか?

今回は出発させるべきではなかった航空機を出発させた、日航側の人為的ミスといえるだろう。

投稿者 kokuitten : July 24, 2005 08:37 AM

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