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May 18, 2005
運送機関は安全最優先:JR脱線事故まとめ
今回のJR脱線事故では、当日のボウリング大会やゴルフなどの各種慰安行事を中止しなかったり、事故電車に乗り合わせていた運転士2名をそのまま出勤させていたという、「危機管理意識欠如」ともいえる事例が噴出し批判を浴びているが、事故列車のダイヤが同線の快速電車のなかでも所要時間が最も短く設定された「最速列車」だったということが判明した。
このことに対してコメントを加えたい。
まずダイヤとは関係なくカーブの状態などから各区間にこれ以上の速度で進入することは危険であるという制限速度が存在するし、また車両の性能から最高速度なども決まってくるだろう。その他様々な面を考慮してダイヤが決定されるのだろうが、基本的に余裕を持ったダイヤを組むことが当然である。何らかの事情でダイヤより遅れ気味になった場合は遅れを回復するために少し速い速度で(制限速度の範囲内で運行するのは当然であるが)運転することもあるかもしれない。そう考えると、通常でもかなりきついダイヤを組むことは、「この電車は遅れることを前提として運転しています」と自ら表明しているようなものだ。
にもかかわらず事故を起こした列車のダイヤは目いっぱい飛ばし、停車時間は最短の15秒に設定していたようである。一方で遅れは1秒単位で申告させ、加えて懲罰行為の「日勤教育」。これでは安全が保たれないのは当然のことだ。
これでは安全無視とまでは断定できないが、定時運行・ダイヤ厳守を絶対基準として、安全を忘れさせる(考えさせない)と思われても仕方があるまい。まず何よりも安全が全てを優先するという初歩的なことを十分認識し、乗客側にも多少の遅れよりも事故回避が絶対であるという意識を持つことが必要であろう。
投稿者 kokuitten : May 18, 2005 07:45 AM
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